平米数とは?1畳は何平米?平米数の求め方(計算式)
キッチン(K)やリビングダイニングキッチン(LDK)は、何畳以上からという取り決めがありませんので、不動産屋独自の基準や雑誌、インターネットサイトの基準が存在し、一律ではありません。
おおよその目安と、部屋の面積の簡単な求め方をお伝えします。
▼Sとは(サービスルーム)
建築基準法では、床面積の7分の1以上の開口部(窓)がないと居室(部屋表示)扱いが出来ません。サービスルームは居室扱い出来ないスペースの事で、広さや方位で決まるものではありません。
▼Kとは(キッチン) ・2畳〜4畳程度
▼DKとは(ダイニングキッチン) ・4.5〜7畳程度
▼LDKとは(リビングダイニングキッチン) ・8畳程度から
■部屋の広さの指標の平米数(u)とは
部屋の広さは平米数で見ろ! なんて多くのサイトや雑誌で見かけますが、平米数で広さの感覚がつかめる方は、ほとんどいないと思います。
首都圏不動産公正取引協議会の、不動産広告ルールでは1畳=1.62uと決められていて、雑誌等にも記載されています(※平米数にはベランダ・バルコニーは含みません)。
ということは全体の平米数を『 1.62 』で割れば、全体の畳数がでます。
例えば18平米(u)なら18÷1.62=約11
居室が6畳なら、残りの5畳の中にキッチン、お風呂、トイレ、収納、玄関が詰まっているという事。これで全体の広さの感覚がつかみやすくなったと思います。
▼平米数(u)の表示がなかったらどうするの?
全体の畳数÷2×3.3=平米数で求められます。
全体の畳数=部屋の畳数
+バス・トイレ(一緒のものであれば、約1.5畳、別々なら約2畳)
+収納(1間『雑誌・ネットでは大体長方形サイズのもの』なら1畳、
半間『正方形サイズのもの』なら0.5畳)
+キッチン(畳数表示がなければ、2畳くらいにしておきましょう)
+玄関(ほとんど無視して構わないと思います)
※練習問題です、実際に求めてみましょう! 部屋の畳数(この場合6帖) |
■ワンポイントアドバイス
これの応用で『 平米数÷3.3×2=畳数 』これでも求めることが出来ます。