間取用語どう違う?
間取り図の言葉の意味と違いをお伝えします。営業マンも意外と知らない場合があるので、自分で理解していれば営業マンの質を見極めるのにも役立ちます。
■室外編
ベランダとバルコニーの違いとは
▼ベランダとは
外に張り出した縁のことで、屋根のあるもの。雨でも洗濯物が干せます。
▼バルコニーとは
室外に張り出した屋根のない手すり付きの台。ほとんどが下の階の屋根の上の部分にあたります。
▼ルーフバルコニーとは
下の階の屋根を上階の庭として使うもの。バルコニーの広いもの。
▼テラスとは
建物の一階から突き出して作ってある床のこと。雑誌やインターネットでの部屋情報では、床がなくてもテラスと書いてあります。
■室内編
▼ロフトとは
天井付近に設けられたスペースで、ハシゴ等で上り下りする。ロフトの付いている部屋は収納がないことが多く、ハシゴの分だけスペースがとられます。デメリットは、収納として使うにはハシゴが不便なのと、ベッド代わりに使うと夜中にトイレにいくのが不便だということ。営業マンは褒めちぎりますので注意が必要です。
▼ウッドカーペットとは
カーペットっといっても薄いものではなく、木の厚みがあるので畳の部屋に敷いても見掛け倒しにならない優れもの。ウッドカーペットはクッションフロアー(ビニール素材のフローリング)と違い、安っぽく感じません。
▼クッションフロアー(CF)とは
主にフローリングの模様をしたビニールのカーペットの事。フローリングと違い音を吸収するので、下の階に音が響きにくくなるというメリットがあります。傷んでしまっても、張替えれば済むので最近では多く見かけます。
▼振り分けとは
2K(2部屋とキッチン)以上の間取りで、部屋と部屋がふすまや引き戸ではなく壁で仕切られているもの。もしくはキッチンを真ん中に挟んで、部屋が隣接していないもの。デメリットはエアコンがそれぞれに必要な事。
▼給湯とは
蛇口をひねればお湯が出るもの。温度調節がボタンやスイッチで出来るものと、蛇口で水とお湯で調節するものと2パターン。
▼追い焚き(バランス釜)とは
お風呂の水を沸かす事が出来るもの。湯船の隣に設置された釜で、つまみをひねって点火するタイプで、シャワーのあるものとシャワーがないタイプがあります。
▼追い焚き給湯とは
給湯設備で追い焚き機能のついたタイプ。単身者用でこの機能が付いているとこは、かなり家賃が高めです。
▼フルオートバスとは
最高級のお風呂設備で、ボタン1つでお湯をはって即入れる状態にしてくれる。またお湯の温度が下がってくると、沸かして温度を保ってくれる。
▼S(サービスルーム)とは
建築基準法では、床面積の7分の1以上の開口部(窓)がないと、居室(部屋表示)扱いが出来ません。サービスルームは居室扱い出来ないスペースの事です。広さや方位で決まるものではありません。
▼K(キッチン)とは 2畳〜4畳程度
▼DK(ダイニングキッチン)とは 4.5〜7畳程度
▼LDK(リビングダイニングキッチン)とは 8畳程度から