賃貸更新料とは?
賃貸契約は2年間というのが基本です。2年後に継続して住む場合は、更新料(家賃の1ヶ月分程度が多い)を払うことになります。
しかし、法律に明記されているわけではありません。なぜ法律で定められていないのに、当たり前のように扱われているのでしょうか?
更新料は不動産屋に支払うものではなく、大家さんに全額支払われるものです。そして手続きを不動産屋に代行してもらうと、代行料として家賃の半月分を、大家さんが支払うのが一般的です。賃貸更新料は不動産屋の定期的な収入として計算されたものなんです。
■ワンポイントアドバイス
そこで気をつけてほしいのは、『 家賃更新料 1.5ヶ月 』の物件です。1.5ヶ月となっているのは、次の2つの理由が考えられます。
▼1つは大家さんが手元に1ヶ月分もらいたいという場合。代行料は借り手負担。
▼もう1つは大家さんが自分で手続きをしようか、不動産屋に代行依頼するかを決めかねていて、あとで考えようという場合。どちらの場合でも1.5ヶ月となってる物件は、更新時に交渉できる可能性があります。
テクニックではないですが、一言「1.5ヶ月は高くないですか?」と話してみましょう。確実ではないですが、1ヶ月に下げてもらえる確率は高いです。
※住宅金融公庫から融資を受けて建てた住宅は、更新料ではなく事務手数料を支払うことになります。
部屋と併せて加入している入居者保険の更新案内もきます。意外と忘れている方が多いので、こちらも忘れないで下さい。