友人が住んでいた部屋を借りる場合の勘違いとは?
友人(知り合い)が引越すので、あなたがそこを借りたいという場合の、勘違いや注意点をお伝えします。勘違いをされている方が非常に多い部分です。
一番重要な事を最初にお伝えします。あなたは友人が借りていた条件と、同じ条件で借りられるとは限らないという事です。
そもそも友人の契約と、あなたがこれから結ぼうとしている契約は、まったく別物でまったく関係ありません。つまり友人が格安の条件で借りていたとしても、あなたに同じ格安の条件で貸す義務は大家さんにはありません。
もう1つ多い勘違いとして『 引き継いで借りるから、契約金(初期費用)が安くなるんじゃないか 』これは、あなたが自分に都合よく解釈しただけです。
友人から借りるのではなく、あなたが大家さんから借りるんです。つまり、不動産屋で契約すれば敷金、礼金、仲介手数料はかかります。
「 友人から紹介してもらったのに、不動産屋に仲介手数料を払うのはなぜ? 」こう思われるかもしれませんが、書類の作成などをするので仲介手数料はかかります。これに文句を言っても意味はありません。
新しく賃貸契約を結ぶので、敷金や礼金も発生します。何度も言いますが、友人の契約は、あなたの契約とはまったく関係がありません。新しくあなたと大家さんで、賃貸契約を結ぶという事を忘れないで下さい。
しかし家賃交渉が出来ないという事ではありませんので、家賃や礼金の交渉をしてみる価値はあります。ただし、無理な交渉をして大家さんを怒らせないで下さいね。入居を断られたら大変なので慎重に行って下さい。